| Deep Within (深淵に潜むもの) それは、終わりのない夜だった。 レゴラスは砦壁の上に立ち、海のごとく辺りを埋め尽くすオークの群れに 疲れたような視線を投げかけた。 本当に海のようだ、と苦々しく思う。この悪夢のような大群が砦壁に向かって 押し寄せ、押し留められ、打ち負かされて、しかしなおも力を弱めることなく 再び戻ってくるその様は。 振り向いた肩越しに、精魂も矢も尽き果てたローハンの男たちが目に入り、 レゴラスは眉をひそめた。 前には海、そして後ろには不毛の地、か。 戦いは果てしなく続き、休戦の兆しも見られない。 殺しあうオークと人間達が叫びを上げながら砦壁の淵へと落ちてゆく。 しかし、彼の見るところ、繰り返される敵の攻撃は時を追うごとに押し留めるのが 難しくなってきていた。 ほどなく戦いは終わるだろう・・・形勢は、明らかに不利だ。 レゴラスは、自ら築き上げた死体の山の上に折り重なって倒れている、射殺され たオークの体に駆け寄った。 自らの矢はとっくに尽きていた。 必要に駆られた状況が彼から慈悲の心を奪い取る。 死んでいるのか死んでいないのかわからない体の上に足を据えると、彼は必要 なだけの矢を引き抜いて、すぐさま弓に番えるとそれらをもう一度オークたちの 体めがけて打ち込んだ。 ローハンの男達が側で瓦礫やオークの矢に打ち倒されてゆく。 レゴラスや他の者が助け起こそうとする前に、彼らの体は渦巻き溢れかえる大群 に飲み込まれていった。 おびただしい数の死体が砦壁の剥き出しの石の上に積み重なってゆく。 そのあまりの数の多さに、今やオークたちは死体を踏み台にして登って来よう としていた。 いつのまにかレゴラスは四方全てをオークに囲まれていた。 手近に矢が無くて、彼は弓の尖った先をオークの目に突き刺した。 それが絶叫を上げてもんどりうつ間にレゴラスは長剣を−−手元に残された 唯一の武器を抜き放った。 それを大鎌のように薙ぎ払い、オークたちに次々と黒い血飛沫をあげさせる。 顔が灼熱に晒されるのを感じ、柄に掛かる滑る手をしっかりと握り直す。 彼は何も見ていなかった。息さえしていなかった。 ただ殺すためだけに、彼は存在していた。 薙ぎ払われる刃に次々と敵の体が倒れてゆくにつれ、己の内なる心の声が こう叫ぶ。 お前は殺されはしない、代わりこの罪を背負って悪夢のような地獄へ送られる のだ、と。 最後の一人をちょうど登ってきていた二人のオークもろとも砦壁から蹴り落として、 彼はようやく包囲から逃れた。 荒い呼吸をしながら、レゴラスは血で汚れた髪を後ろに振り払い、興奮のせいで 痛いほどに鋭く研ぎ澄まされた感覚という感覚を宥めようと努めた。 彼の持つエルフの感覚は、怒りと憎しみがまるで霧のように周囲の空気を重く しているのを捉える。 そのせいで胃は激しく掻き回され、絶え間の無い吐き気が彼を襲う。 頬にこびり付く汗と血糊に涙が混じっているのにも気付いていた。 彼は心から、切実に、この戦いが終わることを祈った。 「アンドゥリル!アンドゥリル!」 その声は、まるではるか遠くからの叫びのように聞こえた。 しかし振り向いた彼の目に飛び込んできたのは、暗闇をさえ貫いて燃え輝く、 アラゴルンの剣だった。 抑え切れないほどの愛しさが、レゴラスの内に溢れる。 彼はその感情を無理やり飲み込んだ。精神的圧迫への反動のせいにして。 この人の子は戦いながら王になりゆく。 輝く剣が投げかける影を眺めながら、レゴラスは思った。 アラゴルンは疲れを知らず、諦めることも知らなかった。 彼が獰猛に折れたる剣を振りまわす様に触発され、倒れた人間達は立ち上がり、 再び腕を振りかざす。 いまだオークたちは壊された砦壁の穴から止まる事を知らずになだれ込んで きてはいたけれど、恐れを知らないアラゴルンの姿は、レゴラスに信じる気持ちを 与えてくれた。 まだこの夜は失われてはいない、と。 彼は砦壁から身軽に飛び降り、最も激しい戦場となったアラゴルンのいる所 への道を切り開いていった。 二人は背中合わせになって戦い、足元に際限なく広がる暗い血溜まりをつくる。 切りつけ、かわしながらレゴラスは自分の口元が凶暴な笑みに歪むのを感じた。 かつては自分と同じ種族だったものたちを切り刻むたびに、エルフの刃があげる 悲痛な叫びに聴覚を失う。 弱まることを知らない悲しみが、剣の一振り一振りに影を落とした。 アラゴルンが二人のオークを一度に突き刺し、咆哮を上げながら剣を引き抜く。 彼らの周りでは勇気を奮い起こした人間達が戦っていた。 しかし一度ならず、レゴラスは彼らの密かな視線が向けられるのを捉えた。 彼らが一体何を見ているのかは想像がつく。 麗しきエルフの王子である彼、いまや数え切れぬオークたちの血で汚れ、狂った ように剣を振り回す彼。 そしてアラゴルン。彼の横で定命の人の子にあらざる強さをもって戦い、その 双眸に王たる輝きを閃かせた男。 レゴラスは彼らの表情に畏怖が浮かぶのを見てとり、同情した。 彼がただ平らかであれ、と願った人間とエルフとの関係を、戦はこうも台無しに してしまえるというのか。 その時、閃光をともなった爆発が大地を揺るがした。 人間達は叫びをあげ、粉々に砕け散った砦壁のほうを指差した。 力強い手がレゴラスの腕を掴み、壁に空いた穴のほうへと引き連れて行く。 彼はアラゴルンに引かれるままに任せ、束の間の切迫した接触を味わう。 再び彼らは戦った。今度は肩を並べた状態だったので、レゴラスは頻繁にアラ ゴルンの視線を捉えることができ、そしてそこに彼もまた焼けるような獰猛さを 宿しているのに気付いた。 それに気を取られたレゴラスは、振り下ろされた拳をほとんど避けることができ なかった。 お返しに、どうにか相手の体に膝蹴りを食らわす。 節くれ立った何本もの手が彼の上着を掴んだ。 恐ろしいほどの優雅さで、彼は片足を軸にしてくるりと向きを変えると綺麗な 弧を描く刃で苛烈な一撃を与えた。 虐殺の跡から目をあげると、アラゴルンがこちらを見ていた。 人の子の表情に、レゴラスの息が止まる。 しかしこの暗闇の中ではそこに浮かぶものが何なのか定かではなく−− 周囲の人間達が、突然悲鳴をあげた。 大きな体がいくつもレゴラスにぶつかってくる。 その重さに押しつぶされ、彼はバランスを失ってぬかるんだ地面に倒れ伏した。 肘を突いて身を起こすと同時にまた凄まじい爆発が砦壁で起き、思わず目を 覆う。 歯を剥き出しにしたオークたちがどっとなだれ込み、情け容赦の無い津波と なって通路を覆い尽くした。 「レゴラス!」 彼は見上げた。 アラゴルンが彼に向かって手を伸ばす。 エルフがその手を掴んだ瞬間、オークの群れが彼らに押し寄せ、アラゴルンが その下に飲み込まれた。 レゴラスは激情にかられて悲鳴をあげ、剣を手に立ち上がろうとした。 しかし、彼もまたたちまちのうちに圧倒されてしまう。 エルフ語の憤りを喉から絞り出しながら剣を薙ぎ払い、圧倒的な数の敵に虚しく 抵抗する。 戦場を切り裂いて、ひとつの音が轟きわたった。 オークと自分のと、双方の血にむせ返りながら、レゴラスは向かってくる敵に 最後の、死に物狂いの抵抗を浴びせた。 蹴り上げ、噛み付き、引っかき、最後の力を振り絞ってアラゴルンの側へ辿り つこうとする。 音が、もう一度轟いた。 「ヘルムの大角笛だ!」 誰かが声も枯れよと叫ぶ。 「ヘルムだ!ヘルムだ!」 日の光に領土を明渡す影のように、オークたちがレゴラスの周りから消えてゆく。 彼は立ち上がり、一人残されて激しく息をついた。 戦いへの欲求が血管の中を駆け巡る。荒々しく、辺りを見廻した。 オークたちは忽然と遁走していた。 すでに砦壁の内部にそれらの姿はなく、ただ屍骸が打ち捨てられているのみ。 砦壁の上に登るまでもなく、レゴラスは戦いが終わったことを知った。 次第に大きくなる人間達の勝利の雄叫びがそれを告げていた。 「レゴラス!」 大きな手にぐいと体ごと振り向かされ、思わずよろめく。 アラゴルンが、息も出来ないほどの力でレゴラスを胸に抱き締めた。 「倒れたものとばかり思っていた」 人の子はそう云って歯をきしらせ、腕を掴んだまま体を離すと怪我はないかと 全身にくまなく視線を走らせた。 「そんなはずはないと分かっているつもりだったんだがな!」 叫びすぎて掠れてしまった声でそう云って、アラゴルンは渇いた笑いを立てた。 しかしレゴラスの鋭い聴覚は、その中に悲嘆と自棄の響きを聞き取った。 本能的な行動で、レゴラスは人の子の腕を掴むと殺戮の場から彼を連れ出した。 「来て、アラゴルン」 そう急き立てる。 彼は人の子を、無秩序状態のあとの奇妙な静けさに包まれた城砦へと引っ張っ ていった。 抗おうとしないアラゴルンの体を壁に押し付け、少し下がってその体を点検する。 人間とオークの血に濡れそぼってはいたものの、アラゴルンはほとんど怪我を していなかった。 レゴラスは人の子の首筋にまだ血の滲む傷を見つけて、流血を押さえようと手を 伸ばした。 その指が、痛いほどの強さで握り締められる。 「俺が欲しいのは−−」 アラゴルンはその先を続けることができなかった。多分、何を云うつもりだった のか、彼自身にも分からなかったのだろう。 震える息を吐き出すと、彼はエルフを引き寄せた。 レゴラスは、アラゴルンが声にならない嗚咽に全身を震わせるのに心を痛め ながら彼を抱き締めた。 ああ、アラゴルン、と悲しみのうちに思う。あなたはあまりの重責をその身に 引き受けすぎだ。 一体どんな言葉ならこの人の子の気持ちを和らげることができるのか知る術 もなく、彼は黙ったまま、自身の体を支えとして差し出していた。 だから、彼を包み込んでいた手が顎を掴んでアラゴルンの獰猛な口付けを 受け入れさせたときも、抵抗もせず立ち尽くしていたのだ。 レゴラスが驚きの声を上げる暇もなく。 アラゴルンの劣情は燃えるようだった。 アラゴルンの舌に唇を割られて奥の奥までねじ込まれ、エルフのうめきが喉の ところで止まる。 身体中の血が沸騰し、先程の戦いのさなかに感じたのと同じ熱情をエルフに 湧き上がらせる。 もっと、と彼の両手がアラゴルンの血に汚れた髪に絡みついた。 もっと激しく。もっと深く。 そのエルフの反応に、アラゴルンはさらに大胆に唇を重ね合わせた。 征服欲に駆られた舌が絡み合う。 唇が歯にぶつかり、血が滲むくらいに腫れ上がる。 アラゴルンはつんとした血の味が、土の味がして、そして例えようもなく甘かった。 レゴラスは彼を貪り、歯と舌で感じる全てを味わった。 瞼の裏がちかちかと明滅するほどになってようやく、レゴラスは名残惜しそうに 身体を引き剥がし、酸素を求めて焼けるように軋む肺に息を吸い込んだ。 アラゴルンが凶暴さを湛えて見つめてくる。もしレゴラスがこの人の子のことを よく知らなければ恐れをなしてしまうであろうくらいに。 鋼のような蒼い双眸に、狂気ともとれそうな物騒な光が瞬く。 こんな風に見つめられたら、とレゴラスは思った。人の子であれば全てを剥き 出しに曝け出させられたような気になるだろう。 しかしもちろん彼はただの人の子ではなく。レゴラスは奪えるものなら奪って みろ、とでも云わんばかりにアラゴルンに挑むような視線を合わせた。 その挑戦に気付いたアラゴルンの唇がわずかに歪んだと思った次の瞬間、彼は レゴラスに圧し掛かり、エルフの汚れた上着を引き裂いた。 泥に塗れた布地が二つに裂かれるやいなや、アラゴルンは打たれたように動き を止めた。 ぼろきれの中から露わになった弓人の白い胸にアラゴルンが眼を奪われている 様子に、レゴラス自身までもが欲望に膨れ上がる。 「あの地獄を見たあとでは」 人の子がからかうように囁いて、すべらかな鎖骨に触れた。 「これほどの美しさが汚されぬまま残っているとは信じ難い」 人の子が頭を下げて白い肌を唇と舌とで濡らし始めると、レゴラスはアラゴルン の肩にきつくしがみついた。 乳首に移動したアラゴルンの歯に固く立ち上がったしこりを挟まれ、ひゅっと 息を呑む。 試すように、人の子が噛み付いた。 レゴラスはその敏感な部分から紡ぎだされる強烈な痛みに細い叫びをあげた。 エルフの両手がとっさに、露わになったアラゴルンの首筋に伸ばされる。 アラゴルンがまず最初の乳首を食みねぶり、そうしてからもう片方に移動する と、レゴラスはあられもなく爪を立て、風雪に荒れた肌に情欲の紅い爪痕を引い てゆく。 痛みに、アラゴルンが息を立てる。 しかし頭を持ち上げることなく、彼はレゴラスの上着の切れ端を掴むと後ろに 廻し、あっというまにエルフの両腕を絡め取った。 レゴラスはうめいた。その声が、人気のない中庭に反響する。 エルフが縛り上げられた腕に気を取られている間に、アラゴルンが弓人の 脚通しに手を伸ばして下半身を剥き出しにさせる。 布の縛めに無駄にもがきながら、エルフは人の子に彼自身を扱かれて あまりの欲情に眩暈を覚えた。 「もう、やり過ぎです!」 そう云ってあえぐ。 アラゴルンはエルフの耳の先端を吸い上げた。 「いいや、まだ足りん」 人の子が答える。 レゴラスは激しく首を振った。 身体中の血が逆流する。 心臓が破裂しそうだ。 もうこれ以上抑えてなんかいられない、自由にならなければ−− 彼はアラゴルンが驚くほどの力で縛られていた腕をもぎ離した。 中心に掛かった人の子の手がリズムを失う。 レゴラスはその隙を逃さなかった。 ありったけの力を集中させ、エルフはアラゴルンを壁に押し付けた。 唖然とする人の子の鎖骨を前腕で押さえ込み、アラゴルンを冷たい石壁に 固定しながら鎖帷子と皮布の下に手を伸ばす。 「わたしの番です」 掠れた声で低く囁いた。 アラゴルンの下半身は、身に纏っている鎧と同じほどに硬かった。 そのかさを増した長槍を引き出して己の手の中に収めると同時にレゴラスの身体 をぞくぞくするような興奮が駆け抜ける。 エルフの細い手がそこを扱き上げはじめると、アラゴルンの瞳が闇夜の淵のよう な暗さに黒ずんだ。 苦痛とも何ともつかない表情に人の子の端正な顔が歪む。 「俺を狂わせるつもりか、レゴラス!」 しかし、その非難の声に滲むのは懇願の色で。 レゴラスは否むべくもなく従った。 握る手に力を増し、素早く扱いたかと思うとまたペースを緩めたりしながらアラ ゴルンの全身を欲望に張り詰めさせる。 身を乗り出して人の子の無精ひげの生えた頬に舌を這わせ、唇の上に滲む 汗を味わう。 エルフがアラゴルンの逞しい首筋に歯を立てると、額に熱い息がかかる。 それでもレゴラスにはまだ足りなかった。 どうしようもなく、アラゴルンの中に入りたい。 疼きを増す肉を食むように包み込む、未来の王の弾力を感じたい・・・ セオデン王とその軍勢のヘルム門よりの帰還を告げる角笛が、砦壁の向こうで 轟いた。 レゴラスは失望に苦々しく顔を歪めながらアラゴルンを見た。 「人間達が近づいてきます」 諦めを露にする。 「アラゴルン、もう止めなければ−−」 しかし、人の子の双眸に燻る炎は、それを許さなかった。 「まだ時間は十分ある」 アラゴルンが陰湿な声で云いつのる。 彼は片方の大きな掌で双方の勃ち上がった中心を掴むと、一度に扱き始めた。 レゴラスの両の瞳が見開かれ、そうして例えようもない摩擦感に眇められる。 彼は両腕を人の子の肩に廻し、噛み付かんばかりに再度唇を合わせた。 アラゴルンの扱く手がもっと、もっとと速度を増すにつれ戦いに疲れ果てたはず の身体が膨れ上がる欲望の絶頂に震える。 再度、角笛が鳴った。 今度はさらに近い。 人間達はもう砦壁の向こうにいるに違いない。おそらくは、もうすでに中に入って いる者がいるやもしれぬ。 焦燥でレゴラスの血が逆流する。 彼は人の子の舌を己が口内に導き入れ、それがアラゴルンの男根だと想像 しながら強く吸い上げた。 滑らかな筋肉の周りを舌で包み込み、人の子の屹立に仕掛けているかのよう に搾り上げる。 彼の研ぎ澄まされた聴覚が、城砦の入口の向こうであがる足音を聞き取った。 今にも、誰かに見つかってしまう・・・ 見つけられるという恐怖心が、レゴラスをぎりぎりの頂点にまで駆り立てた。 「アラゴルン!」 絞り出すような声で呼ぶ。 身体がびくびくっと脈動して震えが走り、その夜に張りつめていた緊張が一気に 弾けとんだ。 間を置かず、アラゴルンもぐんと硬くなって身体を引くのを感じる。 掠れた叫び声が砦壁に木霊するのと同時に人の子は達した。 折り重なるように、二人は荒い息に喘ぎながら石の上に倒れ込んだ。 数刻が経ったように思えたが、それほど長くはなかったのだろうか。 レゴラスはアラゴルンに頬と頬を寄せながら、ここしばらくで初めて心の鼓動が 落ち着くのを感じていた。 改めて我に返ると、自分達のいかに汚れていることか。肌にこびり付く血や、 汗や、そして泥。 つんとした戦いの臭いと、死の臭いが服に染み込んでいる。 しかし、彼は気にしなかった。 アラゴルンを腕に抱き、疲れきった人の子の呼吸がゆっくりになるのを聞き ながら、レゴラスはすべてのことに感謝していた。 角笛城は落ちなかった。 そして、腕の中にはアラゴルンがいる。 彼らは生き延びたのだ。 The End |
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